JICAボランティアセミナー

こんにちは!経済学部林ゼミ3年の小林勇輝です。
先日、12月11日(火)に中央大学でJICAボランティアセミナーが行われ、JICA市民参加協力第一課国内協力員の平林明日香様と、林ゼミのOBであり、今年まで青年海外協力隊員としてウガンダでコミュニティ開発に携わっていた浅羽政良先輩に講演を行っていただきました。

今回の講演では、主にJICAボランティア事業の目的や活動内容について、御二方からお話を伺いました。
セミナーを通して、平林様からはJICAボランティア事業の目的や種類、活動分野などについて丁寧に教えていただきました。
浅羽先輩からは、ウガンダでの活動内容のプレゼンを通して、途上国の開発の現場の“リアル”を教えていただきました。

青年海外協力隊は1965年にスタートしていて、とても歴史ある有名なボランティア事業の一つです。
皆さんの中にも、駅や電車の中で青年海外協力隊のポスターを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?
私にとっても、青年海外協力隊はJICAボランティアの中でもとてもなじみのあるものでしたが、今回の講演で自分があまりその内容について知らなかったことに気づきました。
例えば、派遣前訓練について。青年海外協力隊などでは、隊員は派遣前に訓練所で他の隊員たちと泊まり込みで、現地語学、ボランティア事業、異文化理解、活動手法などなどについて70日間ほどかけて訓練するそうです!
隊員の育成がここまで丁寧に行われていることに驚きました。
訓練所での研修は人材育成の場としての役割が大きいですが、隊員同士のコミュニティやつながりを生み出す場としても重要だと気づきました。

JICAボランティアは、途上国の貧困問題、環境問題などその国の社会の問題に挑戦し、経済や社会の発展に貢献することが第一の目的です。
しかし、私は、ボランティアでの経験を通して成長したOB・OGがその後のグローバル社会で活躍していくことこそにとても価値があり、今後の日本社会のためにも意義あることだと思います。

また、浅羽先輩には4時限目に私たちのゼミ室に来ていただき、私たちの論文に関するプレゼンを聞いていただきました。
青年海外協力隊として、開発の最前線で現場を見てきたばかりの浅田様ならではの貴重な御指摘やアドバイスをいただきました!

今年も残りわずかではありますが、今後の論文作成もゼミ一丸となって頑張っていきます!

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