WFPワークショップ:本村佳子さん、西平久美子さん、山口今日子さん

こんにちは!
経済学部林ゼミ11期生の平岩航です。

11月7日に国連国際連合世界食糧計画WFP協会の本村佳子さん、西平久美子さん、山口今日子さんにお越しいただき、世界の食糧事情に関するワークショップを開催していただきました。

「食べるから世界を考えよう」というテーマのもと、8つのグループに分かれ、飢餓がもたらす影響についてワークショップを行いました。
はじめに、飢餓とはどのような状態を指すのでしょうか?WFPの定義によると、飢餓とは、身長に対して適切な体重を保ち、軽い運動に必要なカロリー量が取れない状態が続くことです。飢餓が続くと免疫力を落とすことや、子どもたちの学習能力を低下させるだけでなく、その地域全体の経済を悪化させ、結果として貧困の連鎖を招いてしまいます。世界にはおよそ7億9,500万人、9人に1人が飢餓に苦しんでいます。

ワークショップでは、発展途上国の食事の写真からカロリーを計算し、その食事が十分に健康的なのかについてや、WFPが世界の食糧問題に対してどのような活動を行っているのかについて学びました。私自身、WFPの食糧支援には、巨額の費用がかかること、そしてその費用はすべて、各国の政府、企業や団体、個人の寄付金でまかなわれていることが衝撃的でした。

WFP 1
ワークショップの様子

後半は食糧問題について「私たちにできること、すべきこと」についてディスカッションを行いました。各グループからは、食品ロス削減のために個人が消費できる量を把握すること、食糧問題について他の人にもSNSを通じて知らせることなど、様々な意見が出ました。

WFP 2
食糧問題についてのディスカッション

ワークショップ全体を通して、食糧問題に対する認識が変わっただけでなく、この問題を解決するために、私たちにもできることがたくさんあることに気づきました。今後は今回のワークショップで学んだことを日々の生活に役立ていきたいと思います。

本村佳子さん、西平久美子さん、山口今日子さん、今回は私たちのためにワークショップを開催してくださり、本当にありがとうございました!

WFP 3

コメント