こんにちは。
経済学部9期の手塚 麗です。
先日、11月10日に中央大学杉並高等学校に訪問授業を行いました。
訪問授業の目的は「生徒に国際協力に興味を持ってもらい、将来について考える一歩にしてもらう」ことです。
11月9日に中央大学附属高等学校で行った授業は50分でした。しかし今回はなんと、放課後の90分という機会に、生徒が自主的に参加してくれました。
授業時間が大幅にあったため、ゼミで行った現地調査の写真を用いて途上国の実態を伝えることで、途上国に関心のある生徒にも、ゼミに興味がある生徒にも満足できる内容になるよう工夫しました。
ワークショップでは7つほどのグループに分かれ、「インドネシアで手洗い啓発活動を促進するには何が必要で、何をしなくてはいけないか。そして、それは誰が行うか」というテーマについて生徒に話し合ってもらいました。
ゼミ生はグループにつき一人、ファシリテーターとしてついて、議論に詰まっているときはヒントを出したり意見を肯定したりして、話し合いを円滑に進めました。
私が付いたグループでは、生徒が互いの意見を尊重し合い、似た意見は自分たちでまとめ、新たな意見は付箋にしてどんどん取り入れていくという、自発的に、そして柔軟に対応をしていて、議論に慣れているのかと思いました。しかし、あとでグループの生徒に聞いてみると、普段議論の機会はなく、新鮮だったと言われ、彼らの対応力に驚かされました。
また、生徒に書いてもらった感想シートには、「国際協力にもともと興味を持っていたので参加したが、授業を受けて本当によかった」という励みになる言葉や、「民間企業も国際協力に関わっていると知って驚いた」「将来学びたい分野を考えるきっかけとなった」など、授業の目的としていたことが書かれていて、ゼミ生の自信に繋がりました。
訪問授業は、暖かく迎えてくださった高大連携担当の駒ヶ嶺先生や、授業に積極的に参加してくれた生徒の皆さんのお陰で、ゼミ生一同充実した時間を過ごすことができました。
そして個人的には、母校での訪問授業であったため、恩師の先生が授業を見に来てくださったことや、お世話になった駒ヶ嶺先生にまた遊びにおいでと言われて、心が温まりました。
後輩達にも、学んだことを伝える貴重な機会として、来年以降も中央大学杉並高等学校への訪問を繋げて行ってもらえれば嬉しいなと思いますっ!
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