こんにちは、
8期生今井です。
暑さも和らぎ、夏の終わりが近づいてきました。
7月22日に特別講師で元JICA研究所研究員の
本田俊一郎さんにお越しいただきました。
今回の講義では、開発援助関係での研究者の
研究そのものや政策への反映などについて、
詳しくお伺いする事が出来ました。
研究者にも説明責任があり、
ドナー・援助者から求められるものが多くなっているため、
長期的に深い研究をすることが難しく、
一定の成果を出すことに追われて、
研究者の立場の大変さを説明していただきました。
グループディスカッションでは、
研究が実際の政策にどうすればうまく反映出来るかについて
議論しました。
より影響力のある機関に、自分の研究を
見てもらえるか、サポートしてもらえるか、
その後実際に政府に採用してもらうには
どうすれば良いのかについて話し合いました。
政策まで持って行くには、
単純ではなく複雑なプロセスであり、
段階をどう踏んで行くか、
スクリーニング・アップの重要性について
本田さんに解説していただきました。
また、終盤では海外で研究すれば
評価されるような研究も、
日本で研究をするとあまり評価されない場合があり、
日本での研究評価における遅れと難しさについて
お話ししていただきました。
今回の講義で、研究そのものについて、
そして研究者とその機関との関わりについて
多くのことを学ぶ事が出来ました。
本田さん、お忙しい中ありがとうございました!
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