こんにちは、8期生及川です
7月15日の特別講義では現在中央大学大学院に
在学中である岸卓巨先生にお越し頂きました。
岸先生は中央大学法学部を卒業し、2年間公文に就職、
その後2年間はケニアで青年海外協力隊員として活動されてきました。
講義では私たちが途上国に村落開発担当者として派遣され、
現地の援助慣れしている村人と援助を協力したJICAとの間の
板挟み状態にあるという想定で、ワークショップを行いました。
開発担当者側は今後もJICAの支援を受けられるような方法を考えたり、
援助慣れをしている村人の意見に対して妥協したり、かなり難しい立ち位置でした。
これが岸先生が現場で経験した、現在の開発における問題の一つであるそうです。
また、今回同席して頂いたJICAの開発担当の浦さんも協力隊の出身者であり、
共感できるところがあるとおっしゃっていました。
今回の講義では教科書からでは知り得ないような開発援助における経験を
身近にお聞きすることができ、貴重なお時間となりました。
岸先生、浦さん、
ありがとうございました。
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