ASHA様訪問 保健班

こんにちは。経済学部19期生の岩田洋輝です。

私たち保健班は、8月10日に特定非営利活動法ASHAの代表理事を務める任様のもとに訪れ、インタビュー調査を実施しました。保健班では、コミュニティ・ヘルス・ワーカー(CHWs)の活動意欲に焦点を当てた研究を行っています。ASHA様では、医療資源の不足が問題となるネパールにおいて、CHWs向けのスマホアプリ等を通じ、医療を届ける仕組みを提供する活動を行っており、実践的な観点から質問にお答えいただき、大変貴重なお話を伺うことが出来ました。

CHWsの働きを向上させるための方法として、CHWsの活動意欲とは他に、管理の重要性や私たちが着目している活動意欲向上要因に関わるようなネパールでの事例もお伺いでき、とても参考になりました。また、研究に用いている単語の表現や言い回しについても、ご指摘に加え、ご提案いただきました。自分たちの考えが十分に届けられるよう改善に努めたいと思います。インタビュー後には、ネパールの新生児医療に携わる医師の方々を対象としたワークショップにご招待いただきました。その中で、任様より、国際協力の場での姿勢や振る舞いについてもご教示いただきました。「私たちがなぜここにいるのか。」自分の思いを相手に伝え、自分たちが単なる情報の搾取をするわけではないということを示すことは、現地調査での心構えとして大変重要であると感じました。

▲インタビュー後の集合写真

改めまして、ASHAの皆様、この度は、保健班の調査にご協力いただき、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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