こんにちは!経済学部16期の細野学です!
今回は僕が所属しているウェイストピッカー班のフィリピンでの現地調査の様子をお届けします。
10/30(土)はパヤタスというウェイストピッカーがコミュニティを形成する町で、現役で活動するウェイストピッカー2 名と元ウェイストピッカー1 名にインタビューを行いました。それぞれの家に訪問してインタビューを行いましたが、皆さん気さくな方でとても充実した調査になりました。健康や安全面で不安があるとインタビューでおっしゃっていましたが、それらに負けないくらい元気に普段の生活を楽しそうに語ってらっしゃっていたのが印象的です。
10/31(日)はウェイストピッカーの組織であるリニスガンダという組織にインタビュー調査を行いました。この組織は新型コロナ感染症拡大の影響により約 2 年間活動ができなかったのにもかかわらず、多くの功績を残していました。定期的にミーティングや、セミナーを設けてメンバー一人一人の成長の機会を提供していました、また、組織としても毎年年次活動報告書を発行していたり、民間企業と協働したりと活発に活動していました。
11/4(金)は SWAPP というフィリピンにおけるウェイストピッカーの組織を統括する組織から、ARCC という組織を紹介してもらい、インタビューを行いました。
この組織のメンバーは役員も含め、全てウェイストピッカーであり、メンバー間の絆が深く、信頼関係がきちんと構築されているように感じました。実際私たちがインタビューを行う時には 9 人いる役員のうち 7 人がそれぞれのバランガイから駆けつけてくれ、私達とのインタビューを行いつつ、それぞれのメンバーと和気藹藹とした雰囲気で会話を楽しんでいました。インタビューが終わった後には、お食事会にも誘っていただきました。
実際に現地調査を通じて、もちろん英語ができることはとても大切ですが、英語力はさほど重要じゃないと思いました。やる気と根性が一番大切です。思っていることを伝えようと行動したら、相手も必ずくみ取ってくれます。また、いろんな人との交流を通じて、今まで自分の価値観の中だけで生きてきたんだなと実感しました。育った国も文化も違う人たちの価値観を受け入れることで、様々な視点から物事を見ることができるようになりました。
調査にご協力いただいた皆さん本当にありがとうございました。
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