フィリピン現地調査 Vol.1

こんにちは!経済学部16期生の杉原綾乃です!

少しお久しぶりの投稿となりましたが、皆様お元気でしょうか。

私たち16期生は、10月29日〜11月6日の期間でフィリピン現地調査を実施しました。

私たちの代は、農村ツーリズム班、ウェイストピッカー班、マイクロインシュランス班の3グループに分かれて研究活動を行っており、今回の投稿からはそれぞれの班が行った現地調査の様子について紹介していきます。

今回は第1弾として、私が所属している農村ツーリズム班のフィリピン現地調査の様子をご紹介します!

農村ツーリズム班は、「フィリピンにおける農村ツーリズムが地域にもたらす影響ー経済・環境・社会の視点からー」というテーマのもと研究を行っており、フィリピンでは農村ツーリズム を行っている農場5件と、フィリピン観光省へ訪問し調査を行いました。

10月30日には、カビテ州アルフォンソ市にある農場の「Luntiang Republica Eco Farms」と「EMV Flower Farm」の2件を訪問しました。

1件目に訪問した「Luntiang Republica Eco Farms」は農業に力を入れている農場で、ハーブを主の作物として様々な野菜の有機栽培を行っており、他にも豚やウサギ、鶏など様々な動物を飼育しています。農村ツーリズムとしては、農場ツアーや収穫体験、農業学習などを行っています。今回の訪問では、農場で働く従業員の方へインタビュー調査を行い、農村ツーリズムの影響に関して色々な話を聞くことができました。その後、実際に農場の案内をして下さり、農場で取れた野菜を使った昼食をいただくことができました。

▲「Luntiang Republica Eco Farms」の従業員の方との記念写真
▲農場内で飼育されている鶏

2件目の「EMV Flower Farm」は花の栽培を行っている農場で、主に冠婚葬祭用の花を栽培しています。農場内は綺麗に整備されており、宿泊施設としてヴィラやカフェも併設されています。職員の方へのインタビューを行った後は、実際に花を栽培しているハウスと宿泊施設のヴィラへご案内して下さいました。

▲「EMV Flower Farm」の従業員の方との記念写真
▲花を栽培しているハウスの様子

11月2日はリサール州タナイ市にある農場3件を訪問しました。

農場へ訪問する前にタナイ市役所を訪れ、タナイ市長と職員の方々へご挨拶することができました。タナイ市役所の方々は私たち学生を暖かく歓迎して下さり、とても嬉しかったです。

▲タナイ市役所の外観
▲タナイ市長と職員の方々との記念写真

その後訪問した3件の農場「Moolk Farm」「Dagat-Dagatan Campsite&Farm」「Palaya Natural Farm」では、それぞれ従業員の方々へインタビュー調査を行うとともに、様々な体験をさせていただきました。

牛の飼育を行っている「Moolk Farm」では、牛への餌やり体験や農場で取れた牛乳を使ったドリンクをいただくことができました。

▲「Moolk Farm」でのインタビュー調査の様子
▲「Moolk Farm」内で飼育されている牛

また、ドラゴンフルーツやココナッツを栽培している農場「Palaya Natural Farm」では、インタビューと共にココナッツジュースとドラゴンフルーツをご馳走してくださり、乗馬体験も行うなど、とても楽しく充実した調査の一日でした。

▲「Dagat-Dagatan Campsite&Farm」の様子
▲「Palaya Natural Farm」の入口
▲「Palaya Natural Farm」でのインタビュー調査の様子

農村ツーリズム班として最後の調査日であった11月4日には、政府機関であるフィリピン観光省(DOT)へ訪問しました。

DOTはフィリピンの観光産業に関わるプロジェクトの実施や政策決定・規制・モニタリングを行っており、農村ツーリズムの推進に関しても活動や支援を行っています。

マニラにあるDOTのオフィスにて、DOT職員2名の方へインタビュー調査を実施しました。インタビュー内容として「フィリピンの農村ツーリズムの概要」や「DOTが農場へ行っている支援内容」、「フィリピンの農村ツーリズムにおける今後の展望」など、どの質問に対しても真摯に回答して下さり、非常に貴重な時間となりました。

▲DOTでのインタビュー調査の様子
▲DOTの職員の方々との記念写真

今回の現地調査を通じて、農場の従業員の方やDOTの職員の方からお話を伺えたことで、農村ツーリズムの影響について知ることができ、農村ツーリズムが今後より一層発展していく可能性を感じることができました。また、実際に現地へ訪問し、インタビュー調査を実施できたことは私たちにとって非常に貴重な経験となりました。

今回の調査にご協力下さった現地の方々は私たち学生を暖かく歓迎して下さり、心から感謝しています。

調査で得られた結果をもとに、班員一同協力して論文執筆に励んでいきます!

「ウェイストピッカー班」、「マイクロインシュランス班」の現地調査の様子についても順次投稿していきますので、楽しみにしていてください。

では、また次回の投稿でお会いしましょう!

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