フィリピン現地調査 保健医療班(経済学部13期生、FLP9期生)

保健班集合写真
防災班の班員と共に‐カノッサ保健所にて‐
こんにちは! FLP9期生 保健医療班の堀内です。

今回はフィリピンでの二週間の現地調査について報告します。保健医療班のテーマは「フィリピンにおける妊産婦への保健医療サービス-地域保健所における医療人材の開発及び連携に焦点をあてて-」でした。「地域保健所における人材の開発及び連携が低所得の妊産婦への保健医療サービスの向上に貢献する。」という仮説を立てて、二週間の中で保健省、地域保健所、LICなど合計9つの場所にインタビューとアンケートを行いました。

保健所における問題点として、医療機器不足や医療人材不足が見られました。また、カトリック教を信奉する人が多く、family planningの普及が重要になってくるということも知りました。良い点としては医療人材間の連携が取れていることや受益者側である妊産婦が概ねサービスに満足していることが挙げられました。とはいえ、都市と地域間での格差やカトリック教の問題など浮かび上がってきた課題についても再考しなければならないと感じました。

農村に行くときは特に、フィリピンの交通渋滞に巻き込まれ、大変な思いもしました。また、アンケートの集計に非常に苦戦しましたが、わが班の頼もしい班長を始め班員同士の連携のおかげで実のある時間を過ごすことが出来ました。

さすが保健班!!!保健班で現地調査が出来て光栄でした!
そして、調査を手伝ってくれた他の班の人にも大変感謝しております。

論文に向けて班員一同より努力して参ります!

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