フィリピン現地調査 福祉班

こんにちは!
福祉班の惣田です!

今回は福祉班の現地調査での活動を報告したいと思います。
私たち福祉班は児童養護施設における子どもの意見表明について研究を行っています。

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福祉班メンバーと絵で登場のまりあ

フィリピンでは3つの児童養護施設と権利教育を行っている団体に訪問しました。

1つ目の訪問はBahay Tuluyan。
「歓迎の家」という意味のBahay Tuluyanは1989年の設立以来マニラ周辺のストリートチルドレンや貧困家庭の子どもコミュニティへの支援を行っているNGOです。

ここでは子ども達と一緒にダンスや、SDGsを題材にした寸劇の鑑賞、ボランティア活動の体験、かつてはストリートで生活をしていた職員のお話をきくことなどを行いました。

Bahay Tuluyanで生活をし、権利教育を受けて育った職員に会うことができ、彼らの過去や過ごしてきた日々、感じていることなどについて聞くことが出来ました。

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子ども達が生活する施設の大掃除

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掃除でぐったりのみんな(笑)

2つ目の訪問はNayon ng Kabataan。
Nayon ng Kabataanはフィリピンの社会福祉開発省(DSWD)によって1968年に設立された施設です。

ここでは施設内見学、歓迎のダンスの鑑賞、ソーラン節の披露、施設職員に対してインタビュ―調査を実施しました。

子ども達が生活するコテージに外から南京錠がかけられていることや、施錠の内観を含むすべてが許可されなかったことなど他の施設と異なる点が多く子ども達からの話も聞くことはあまりできませんでした。

3つめの訪問先はKanlungan sa ER-MA。
「赤線区域の避難所」という意味のKanlungan sa ER-MAは1988年に虐待や人身売買の犠牲となったストリートチルドレンの驚異的増加に対応すべく設立されたNPOです。

ここでは歓迎の歌、ダンスの鑑賞、ソーラン節、折り紙を通じた交流や、ステッカーゲームと称した子どもを対象にした調査、デイケアセンターの訪問、インタビュー調査を実施しました。

他の施設ではなかなか許可が下りなかった施設の子ども達に対する調査をここでやっと行うことが出来ました。

ちなみに↓が用意したステッカー
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作るのに苦労したかいがありました

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なかなか大盛況のステッカーゲーム

ほかにも権利教育を行っているNGOのChildHopeなどにも訪問することが出来ました。

この2週間沢山の子ども達とあってきた私達が、
彼らと必ず仲良くなる方法をお伝えします。

まずは“ソーラン節最強”ということ。

フィリピン人はとにかくダンスが大好き
ソーラン節の音楽かけて一緒に踊ろうと言えば
すぐ笑顔になって一瞬で仲良くなれます

結局2週間で10回以上踊りました

林ゼミの後輩の皆さん
ソーラン節の練習は頑張っておくことをお勧めしますよ(笑)

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小学生のころに踊った感覚が戻ってきました

そしてフィリピンの子ども達の中でなぞのブームを起こしている。

手遊びゲーム“パッ・カヌン”

仲良くなるためにはこれもマスト

しかし、とにかくスピードが速い。
どんなに頑張っても勝てる気がしません。

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子ども達に必死についていく岩崎君

大変なことも沢山ありましたが笑顔のあふれる充実した2週間でした
これからも福祉班らしく頑張っていきたいと思います!

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