FLP国際協力プログラム成果報告会&シンポジウム

こんにちは!FLP8期、保健班の石川春奈です。

先日12月15日(土)は、毎年恒例のFLP期末成果報告会でした。
また、報告会の最後にはJICA後援によるSDGsに関するシンポジウム、さらには4年生企画の忘年会と盛りだくさんの1日でした!

林ゼミは、成果報告会において、2~4年生の各学年(FLPと経済学部の合同)が4班ずつ、また、フェアトレード団体のFACT(Fairtrade Chuo University Team)を加えた計13班が自分たちの行った研究や活動の成果を発表しました。
15分間発表、5分間質疑応答と限られた時間のなかで、この1年間の集大成を「ギュッ」と詰め込んだ有意義な時間だったと共に、普段知りえない他のゼミの様子も伺えました。

発表内容は以下の通りです。

2年生は、以下のように4班に分かれて実施中の2年生論文の途中経過について報告しました。
「保健衛生班」インドにおけるゴミ問題の現状と解決方法
「教育班」アジアにおける途上国の女性教育の実践とそのアプローチ
「ビジネス班」貧困削減としてのマイクロファイナンスの展望と課題
「インフラ班」フィリピンにおける交通渋滞緩和のためのインフラ整備

3年生は、今年度インドネシアで行った現地調査の結果を踏まえつつ、ステークホルダーの連携という全体テーマの下、発表を行いました。
「フランチャイズ班」インドネシアにおける起業の問題解決に向けたフランチャイズの働き
「環境教育班」Adiwiyata School Program の現状と課題―南タンゲラン市の事例に焦点を当てて―
「排水マネジメント班」インドネシアのSANIMASにおけるCBOsと他のステークホルダーの連携の重要性―資金調達、管理運営、需要維持に着目して―
「保健班」インドネシアにおいて小児期の予防接種率を上げるために必要なことは何かー保護者の認知に着目してー

4年生は、今年度実施した訪問事業とユニセフ関連の活動について4班に別れて発表しました。
「小学校向け訪問授業班」小学校への訪問授業を通じての意識調査とその変化
「中学校向け訪問授業班」前期中等教育における参加型開発教育の実践
「高校向け訪問授業班」国際理解教育の実践とその結果―高校訪問授業を通じて―
「ユニセフ班」児童労働に対する高校生の問題意識の変化―フィリピンのウェイストピッカーに焦点を当てて―

また、FACTは、中央大学生協の店舗内で行ったフェアトレードフェアや学内講演会を中心とした活動の報告をしました。

各ゼミの成果報告後には、SDGsシンポジウム『私たちがSDGsに貢献できること』が開催され、国際協力機構(JICA)後援の下、以下の4名をパネリストとして迎えました。

世界銀行東京事務所上級広報担当官:大森功一氏
JICA企画部(SDGs推進)企画役:久保倉健氏
コニカミノルタ(株)ヘルスケア事業本部MGR:丸山則治氏
アジア・コミュニティ・センター21代表理事:伊藤道雄氏

各分野の第一線でご活躍される方々から貴重なお話を伺うことができ、とても刺激的な時間となりました。私たちが身近に取り組めるSDGsの活動についてのヒントをもらいましたので参考にしたいと思いました。

そして、2018年の締めくくりとして、また1日の締めくくりとして、4年生企画の忘年会が行われました!林先生を始め、OBである髙木さん、2~4年生で総勢42名が集まり、学年・年齢を越えた交流を深めることが出来ました。また、白熱のビンゴ大会では、フェアトレードチョコレートを始め豪華景品が当たるなど、2018年の締めくくりに相応しい楽しい会でした!

以上のように、12月15日は2018年の林ゼミの仕事納めのような1日でした。
来年2019年に入っても、4年生は卒業論文の完成、3年生は研究プロジェクトの英語論文の完成、2年生は2年生論文の完成や現地調査を含む研究プロジェクトの始動など、タスクの続く林ゼミですが、このブログを見て頂いている読者の方に少しでも中央大学林光洋ゼミナールの魅力や活動を知ってもらえたら光栄です!
またOBやOGの先輩方におかれましては現在の林ゼミの状況を感じていただき、アドバイスやコメントをいただけると幸いです。

それでは、メリークリスマス&よいお年を!!!!!!

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