こんにちは!
11月20日(火)の国際開発論では特別講師として国際協力機構(JICA)の人事部長 戸川 正人様を特別講師として招き、「JICA講演『国際協力という選択』」の特別講義を実施しました。
今回の授業では、主に国際協力という分野を今後の就職などで選択していく際に、必要な能力は何かというお話と、ラオスでのJICA事業の経験を中心にお話を伺いました。
国際協力に携わるために重要なスキルは、1.構想力と実行力 2.粘り強さと忍耐力 3.顧客志向(相手の立場に立って考える能力)であると仰っていました。
TOEIC等の語学のスキルも重要ではありますが、それ以上に3つの能力が重要であるというお話を伺い、それは国際協力だけでなく就職活動においても同様に重要なスキルであると感じました。
また、ラオスでJICAが行う事業についてのお話では、日本サッカー協会と連携した活動の例を紹介してくださり、非常に勉強になりました。
質問時間では、プロジェクトがうまく進むための要因は何かという質問に対し、情報や認識の共有や現地の人が親しみやすい他の関係者に協力してもらうことで、より良いプロジェクトになるのではないかという現場をみてきた戸川さんからのお話は非常に勉強になりました。
4限の授業では、パワーポイントを使用し、排水マネジメント班と保健班が発表を行ないました。
発表後は、戸川様と松本様からそれぞれご助言を頂戴しました。
ご助言はどれも、ハッと気づかされることばかりでとても勉強になりました。
これからも頑張って論文を執筆してまいります。
5限は、ゼミ生が戸川様および松本様に何でも質問できる質問コーナーをおこないました。
質問は「国際協力と地方自治の関係」や「ラオスの魅力」など、多岐に渡りました。
講義形式では伺うことのできない貴重なお話をたくさん伺うことができ、とても嬉しく思っております。
個人的には、途上国の問題の多くは地方で発生しているから、国際協力の分野でも地方行政がとても重要であるというお話がとても興味深いと感じました。
戸川様、松本様お忙しい中私たちのためにお時間を割いてくださいまして誠にありがとうございました。
これからもゼミ生一同頑張ってまいります!
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