こんにちは!林ゼミ経済学部16期生の丸山楓人です!
少し時間が空いてしまいましたが、10月29日〜11月6日の期間で実施したフィリピン現地調査(第2弾)になります!
今回は、私の所属するマイクロインシュランス班の様子を紹介します!
マイクロインシュランス班では、「フィリピンにおける顧客ニーズに合ったマイクロインシュランスサービスの分析」というテーマのもと研究を行っています。
現地調査では、マイクロインシュランスを提供する機関であるMBA(Mutual Benefit Association:相互扶助組織)2機関とCIS(Coorporative Insurance Society:協同組合保険協会)1機関、またMBAを取りまとめているRIMANSIにインタビュー調査を行いました。
①10月29日(RIMANSIへのインタビュー調査)
RIMANSIでは、代表であるJun Jayさんにインタビューをさせて頂きました。インタビューでは、主にフィリピンでマイクロインシュランスを普及するにあたっての課題や、MBAにはどのような援助をしているのかなどについてお話を聞かせて頂きました。
②11月3日(KMBAへの調査)
マイクロインシュランスを提供しているMBAの中でもKMBAという機関に調査をさせて頂きました。
KMBAへの調査では、センターミーティングという保険料の支払いなどを行っている集会に参加しました。
センターミーティングに参加後にはKMBAの支店に赴き、保険加入前の顧客を対象にしている加入前セミナーを見学させて頂きました。加入前セミナーでは、保険に関する知識や支払いの手続きについてスタッフが丁寧に説明していました。
調査を通じて、スタッフが顧客にとても寄り添っていると感じ、センターミーティングや加入前セミナーなどによって保険に対する不安や疑問点を解消している事も分かりました。
③11月4日(TSPIへの調査)
TSPIもKMBA同様に、MBAとしてマイクロインシュランスを提供している機関で、フィリピンのMBAの中では2番目の規模となっています。
TSPIへの調査では、支店でインタビュー調査を行った後にランチをご馳走になりました。
また、センターミーティングにも参加させて頂き、より一層マイクロインシュランスに対しての理解を深める機会となりました。
TSPIも、KMBA同様に顧客に寄り添っていて保険を提供するために様々な工夫が施されている事が分かりました!
③11月5日(CLIMBSへの調査)
CLIMBSは、CISという組織形態になっており、MBAとの違いは様々なリスクに対応した保険を提供している事です。(災害保険や自動車保険など)
CLIMBSにも、支店にてインタビュー調査を行った後、保険料の支払いなどを行っている様子なども見学させて頂きました。
今回の現地調査を通じて、マイクロインシュランスについての理解が深まったと同時に、実際に現地に足を運んだことによる学びもとても大きかったです。
特に、フィリピンの保険加入者は日本では考えにくいですが保険に対しての興味・関心が強いと感じました。それもマイクロインシュランスを提供している機関の工夫が大きく影響していると思いました。
現地で調査に応じて頂いた方々には、このような貴重な経験をさせて下さり心より感謝しております!
調査で学んだ事を生かして論文執筆に励もうと思います!
長くなりましたが、Vol.1に引き続きご覧頂きありがとうございました!
最後のVol.3では「ウェイストピッカー班」の現地での活動について紹介しますので、お楽しみに!
コメント