こんにちは!FLP7期の石原慎太郎です。
12月16日(土)にFLP成果報告会と国際協力機構(JICA)フィリピン事務所長の伊藤晋さんをゲストスピーカーとして招いた講演会、また終了後には2017年の締めくくりとして4年生主催の忘年会が行われました。
FLP成果報告会では、2年生FLPの3班、3年生FLPと経済学部合同の4班、4年生FLPと経済学部合同の1班、そして2年生主体のFACT(Fairtrade Chuo Team)の計9班が自分たちの行った研究の成果を発表しました。15分発表、5分で質疑応答と限られた時間のなかで、どの班も自信を持って生き生きと発表していました。
2年生FLPでは、東南アジアを共通のテーマとし、具体的な分野として「教育」・「児童労働」・「インフラ」の3班が発表しました。
教育班:「東南アジアの持続可能な教育システム」
児童労働班:「南アジアにおける児童労働への取り組み」
インフラ班:「東南アジアにおけるインフラ整備の現状と課題」
3年生FLPと経済学部合同では、今年現地調査を行ったフィリピンでの調査結果を踏まえつつ、「教育」・「福祉」・「マイクロファイナンス」・「環境」の4分野に焦点を当てて、それぞれ発表を行いました。
教育班:「フィリピンにおけるAlternative Learning Systemの教育の質―Accreditation and Equivalency Programに焦点を当てて―」
福祉班:「フィリピンの児童養護施設における子どもの意見―大人の意識に注目して―」
マイクロファイナンス班:「マイクロファイナンスを活用した事業支援プログラムによる女性のエンパワーメント―フィリピンのSTAR Programを事例に―」
環境班:「家庭廃棄物の分別行動の促進―生ごみのコンポスト化に焦点を当てて―」
4年生FLPと経済学部合同では、今秋に行った中央大学の附属高校への訪問授業や日本ユニセフ協会とのコラボイベントの開催、募金活動などの成果について発表しました。
「開発教育の実践―参加型教育の実践―」
FACTは、大学生協内で行ったフェアトレードフェアやフェアトレードの講演会などを中心とした活動の報告をしました。
FACT:「フェアトレードによる国際協力―FACT活動報告―」
各ゼミの成果報告後には、ゲストスピーカーとして国際協力機構(JICA)フィリピン事務所長の伊藤晋さんが招かれ、「国際協力の最前線から」というテーマの下、講演をしてくださいました。私たち3年生にとっては伊藤さんはJICAフィリピン事務所に訪問させていただいた時以来の再会となりました。講演の中では最前線で国際協力に向き合ってきた伊藤さんならでは、想いや考え方を教えてもらい、ゼミ生にとって刺激的な講演会だったと感じています。
講演会の様子
質疑応答では多くのゼミ生が手を挙げました!
そしてFLP成果報告会終了後は…4年生が企画した忘年会が行われました!もちろん林先生も出席しています。普段はなかなか集まることが出来ない4年生や3年生、2年生が一同に集まり、交流を深めることが出来ました。また、注目の大ビンゴ大会は白熱し、豪華景品を獲得する人もいたり、全くビンゴにとどかない人もいたりと面白い結果となりました。
最後には全員集合の写真
以上で2017年の林ゼミでの活動が終了しました。
来年には、3年生は現地調査の論文の完成や2年生の現地調査プロジェクトが始動するなど多くの活動があります。このブログを見て頂いている読者の方に少しでも中央大学林光洋ゼミナールの魅力や活動を知ってもらえたら光栄です、またOBやOGの先輩方におかれましては現在の林ゼミの状況を感じていただき、アドバイスやコメントをいただけると幸いです。
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