狛江市商工会訪問 サリサリストア班

こんにちは!経済学部18期生の大迫拓弥です!

3年次論文プロジェクトでは、サリサリストア班の班長を務め、また学部全体では、今年の11月に開かれる、経済学部ゼミナール連合会主催の経済学部プレゼンテーション大会の実行委員長も担うことになりました。
組織の1人ひとりが活動を円滑に進められるよう、寄り添いをモットーに日々精進しております!

サリサリストア班は、私を含めて現在4名で活動しています。みんな仲が良く、とにかく平和に班活動を行うことができます。
研究テーマは、『フィリピンにおけるサリサリストアの経営改善 ―店主向け経営教育の役割―』です。

「サリサリストア」とは、フィリピンの伝統的な零細小売店の総称です。「サリサリ(sari-sari)」がタガログ語で「色々な」を意味しているように、サリサリストアはあらゆる商品を扱っています。世界では「パパママストア」とも呼ばれ、日本の昔ながらの「よろず屋」に近い存在です。

特筆すべきは、フィリピンの貧困層に適した業態である点です。
商品をそのまま売らず、小分けにしている場合が多く、消費者は低価格で買うことができるほか、つけ払いで購入することも可能です。
また、サリサリストアは自宅の一部を改装した店舗形態のことが多く、立ち上げにかかる費用も抑えられ、低所得者でも比較的容易に開業が可能です。家計の副収入目的で経営されることが通例です。しかし、店主は貧困層であるがゆえに経営ノウハウが足りず、経営困難に陥ることが少なくありません。

これらの背景を考慮して、サリサリストア班では、どのような経営教育を店主に提供したらサリサリストアの経営改善につながるのかについて研究しています。

そこで、サリサリストア班では、6月18日(火)の午前中に、東京の狛江市商工会を訪問し、対面インタビューを実施しました。

職員の方が親切に対応してくださり、サリサリストア班の研究に対する助言やコメント、狛江市商工会が小規模小売店に提供している支援内容、ご自身の経験などを伺うことができました。

▲最後に集合写真を撮りました!

平日の昼間というお忙しいなか、インタビューに応じてくださり、ありがとうございました!
今後とも何卒よろしくお願いいたします。

サリサリストア班の研究内容は、経営戦略論や経営学が色濃くなっています。私自身は中小企業診断士に挑戦しているため馴染み深いですが、1人の経済学を学ぶ学生として、現地調査にもとづいて論文を執筆する過程で、この学域に触れることに胸が高鳴っています。
現地調査まで残り1ヶ月ほどですが、班員一同精進して参りますので、応援いただけますようよろしくお願いいたします!!

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