FLP
FLPとは、中央大学に設置されている独自のプログラム。
“Faculty(学部) Linkage Program”の頭文字を取ったものであり、文字通り学部の垣根を越えて繋ぐ取り組みです。中央大学には現在、 「法」「商」「経済」「文」「総合政策」「理工」といった学部が設置されていますが、FLPはそれらを越えて「環境」「ジャーナリズム」 「国際協力」「スポーツ・健康科学」「地域・公共マネジメント」という5つのプログラムがあります。学部を問わず学生を募集しています。 言い換えるなら、サブメジャー(第二専攻)のようなものと言えます。
林ゼミとの関係
林光洋ゼミナールの学習テーマは「開発経済」なので、ODAや青年海外協力隊などによる「国際協力活動」といった側面も学びます。 それは経済学に限定したテーマではなく「国際協力」というテーマで他学部からも人が集まれるよう、積極的に国際協力プログラムとの結びつきを強めています。
実際の関わり方
FLP(国際協力)の演習は2年生の前期から始まるため、正規の経済学部演習(ゼミ)よりも早い開始となります。林光洋ゼミは学年ごとに活動が独立していますので、 FLP演習に、後期から経済学部演習が加わる形で、合同での演習が開始します。なので、『FLP履修生個別の演習』『経済学部生個別の演習』『学年合同演習』といったゼミが基本の活動になります。
どっちの演習に参加すればいいの?違いは?
これは難しい質問ですが、経済学部以外の人が林ゼミに所属して学びたいのであれば、FLP履修生として参加する他ありません。 しかし、経済学部生の場合、門戸が二つあるとも考えられます。
ただFLPの履修審査は1年次後期にありますので、その時点ですでに「国際協力」分野への関心があり、中央大学の仕組みなどにアンテナを張っていなければならないでしょう。
林ゼミでは特に、3年次からFLP・経済に関わらずグループに分かれて活動をすることになりますので、実質あるのは人間の違い程度だと思います。 個別の『FLP演習』では、学部の違う学生が小さなゼミを形成するので、学部単体の知識にとらわれない多様な意見が交わせるのかもしれません。